暴風雨がピークを迎えた段階での屋外移動は極めて危険だ。マンションの高層階に住む住民は、断水や停電に備えて飲料水や非常用トイレの確保を行う「在宅避難(垂直避難)」が基本となる。ガラス窓の飛散防止フィルム貼りや、ベランダに置かれた鉢植え・物干し竿の室内撤去は暴風域に入る前に完了させなければならない。
一方で、木造住宅の密度が高い地域や、河川沿いの1階居住者は、風雨が強まる前の明るい時間帯に頑丈な建物や指定避難所への移動を完了させる必要がある。特に高齢者や小さな子どもがいる世帯は、警戒レベル3(高齢者等避難)の段階でためらわずに避難を開始することが鉄則だ。