手足のしびれが急変?ギラン・バレー症候群の初期症状と危険信号

手足のしびれが急変?ギラン・バレー症候群の初期症状と危険信号

手足のしびれが急変?ギラン・バレー症候群の初期症状と危険信号とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

四肢の脱力だけなら、まだ最悪の事態ではない。臨床現場で最も警戒されるのは、呼吸を司る筋肉への麻痺の波及だ。横隔膜や肋間筋が麻痺すると、患者は横になった状態での息苦しさを訴え、やがて浅く速い呼吸しかできなくなる。声が出しにくい、食べ物や水分をうまく飲み込めない(球麻痺症状)といった変化が現れた場合、呼吸停止の危機が刻一刻と迫っている証拠だ。

自律神経の乱れによる血圧の急激な乱高下や重篤な不整脈も命を脅かす。手足のしびれに加え、息切れや嚥下障害、顔の片側のゆがみを感じたときは、翌朝の診療を待ってはならない。ためらわずに救急車を呼び、一刻も早く集中治療設備のある総合病院へ向かうべきだ。

山崎 陸
著者

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。