沖縄ヤクザの現在と勢力図|旭琉會の歴史から壊滅の真相まで徹底解剖

沖縄ヤクザの現在と勢力図|旭琉會の歴史から壊滅の真相まで徹底解剖

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沖縄県の裏社会を語る上で欠かせないのが、県内唯一の指定暴力団である旭琉會の存在です。本土の暴力団が六代目山口組、住吉会、稲川会などの広域組織の傘下に組み込まれていく中、沖縄は長年にわたり「島内単一組織による独立路線」を死守してきました。

警察庁および沖縄県警が公表している組織犯罪対策データによると、現在の沖縄県内における暴力団構成員および準構成員等の総数は、かつてない低水準を記録しています。2011年に長年対立していた「三代目旭琉会」と「沖縄旭琉会」が電撃的に再統合を果たし、一本化された旭琉會ですが、現在の組織内部は極めて厳しい現実に直面しています。

最高幹部をはじめとする執行部メンバーの多くが60代から70代後半に達し、深刻な後継者不足と組織の高齢化が進行。かつて那覇市辻や松山、沖縄市(旧コザ市)の中の町といった歓楽街に張り巡らされていたシマ(縄張り)の支配力は、警察の厳しい監視と防犯カメラ網の整備、地元商店街の暴排意識の高まりによって著しく失墜しました。山口組をはじめとする本土系広域組織とは盃外交を通じて一定の友好・親戚関係を保ちつつも、組織としての独立を保つための資金力・動員力は限界を迎えつつあります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。