モルタルとコンクリートの違いとは?強度や用途・Diyの使い分けを徹底解説の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
設計やDIYにおいて材料を選定する基準となるのが、力学的特性と経済性です。構造設計の基準データおよび資材流通相場に基づき、両者の性能差を一覧表に整理しました。
項目モルタルコンクリート編集部の見解・評価主原料構成セメント+砂+水セメント+砂+砂利+水粗骨材(砂利)の有無が最大の分岐点圧縮強度(28日強度)約15〜25 N/mm²約21〜36 N/mm²以上コンクリートは砂利の噛み合いで高強度を実現耐荷重・主な用途人の歩行、レンガ積み接着、壁面仕上げ自動車の乗り入れ(駐車場)、建築物基礎車両荷重がかかる場所はコンクリート一択乾燥収縮率・クラックリスク比較的大きい(ひび割れしやすい)小さい(骨材が収縮を抑制)厚塗り時のモルタルは収縮割れに厳重注意資材単価相場(DIY袋買い)25kg袋:約600〜900円25kg袋:約600〜850円材料単価は同等だが施工面積あたりの重量に差施工費用相場(業者依頼)平米あたり約4,000〜7,000円土間コンクリート平米あたり約9,000〜15,000円コンクリートは掘削・残土処分・砕石転圧・配筋を含む
圧縮強度を比較すると、標準的なモルタルが15〜25N/mm²程度であるのに対し、構造用コンクリートは21〜36N/mm²以上の数値をマークします。単なる数値上の1.5倍〜2倍の差以上に重要なのは、「せん断力(ズレる力)」や「曲げ応力」に対する粘り強さです。モルタルは砂利が含まれていないため、局所的な強い圧力やねじれを受けると、内部から脆性破壊を起こして粉砕しやすい特徴を持っています。