2026年の勢力図において、高木美帆と並んで日本チームの大黒柱を務めるのが佐藤綾乃です。平昌五輪、北京五輪でパシュートの主力を担った彼女は、中長距離およびマススタートのエースとして円熟味を増しています。
佐藤綾乃の経歴とプロフィール:職人肌のマルチスケーター
北海道厚岸郡厚岸町出身。高崎健康福祉大学を経てANAに所属。強靭な体幹から生み出される低い姿勢のコーナリングと、集団走での冷静なレース展開力に定評があります。北京五輪後、自らの限界を打破すべく単身でのオランダ武者修行を経験。パシュートのバイプレイヤーという枠組を超え、個人の1500m、3000m、マススタートで世界大会の表彰台争いにコンスタントに絡むまでに成長しました。チームの精神的支柱としても欠かせない存在です。
次代の氷上を切り拓く注目の若手新星
ミラノ・コルティナ五輪シーズンを控え、次世代を担う20代前半のスケーターたちが急速に台頭しています。
- 堀川桃香:帯広三条高校出身。北京五輪に女子最年少で出場した長距離のスペシャリスト。3000mおよび5000mにおいて卓越したスタミナとピッチ走法を持ち味とし、日本女子長距離界で久々に世界トップテンを狙える逸材。
- 吉田雪乃:短距離界を席巻しつつあるスプリンター。小平奈緒の引退後、空位となっていた女子500m・1000mの次期エース候補としてワールドカップでも頭角を現し、鋭利なスタートダッシュで世界と互角に渡り合っています。
- 野明花菜:中長距離のオールラウンダーとして国内大会を総なめにし、シニアの国際舞台へと駆け上がったホープ。伸びやかなストライド走法はヨーロッパ勢の大型選手に対抗し得るスケール感を誇ります。