ネット上の情報やSNSでは、「見逃し配信があるからテレビ欄を見る必要はない」「全国どこでも同じ時間に同じ番組が流れている」といった誤解が散見されます。しかし、ここには視聴者が陥りやすい3つの盲点が存在します。
第一の盲点は、地域別番組表に起因する放送内容の差異です。キー局(関東広域圏)で放送されている番組であっても、地方局では自社制作のローカル情報番組やプロ野球の地元球団中継に差し替えられているケースが多々あります。全国ネットの特番だと思い込んで待機していたところ、地域限定の編成で別日に遅れネット放送される事態は珍しくありません。
第二の盲点は、権利関係による「配信不可」の壁です。音楽番組での過去映像、海外映画・ドキュメンタリー、一部のタレント出演シーンなどは、放送権の都合で見逃し配信TVerなどのプラットフォームに上がらない事例が存在します。「後で配信で見ればいい」と考えていると、最も見たかった重要シーンがカットされた配信版しか見られないリスクがあります。
第三の盲点は、プロ野球中継や報道特番による「深夜アニメ放送時間の突発的な繰り下げ」です。特に24時以降の深夜枠では、前枠のスポーツ中継が延長した影響で放送開始が30分から1時間ほどズレ込む現象が頻発します。録画機器の追従機能に頼り切っていると、頭切れや録画失敗につながる恐れがあるため、夜帯の公式番組表の更新通知を確認する習慣が欠かせません。