落選以降、永田町と地元政界でまことしやかに囁かれているのが渡辺ひろみち 政界引退の噂です。噂の根拠となっているのは、渡辺氏が1950年生まれで70代半ばに達している年齢的な要因と、自民党が設けている比例代表候補の「73歳定年制」ルールです。次回選挙において小選挙区単独での背水の陣を強いられることは確実であり、体力面・気力面での限界説が浮上しています。
これに付随して注目されているのが、渡辺ひろみち 家族構成と息子を巡る後継問題です。ネット上では「息子が秘書を務めており、次期衆院選で世襲出馬するのではないか」という情報が拡散されています。
現場取材で判明した事実関係を整理すると、確かに渡辺氏の長男は公設秘書や事務所関係者として長年父親を支え、地元行事の代理出席などを務めてきた実績があります。しかし、自民党千葉県連幹部は次のように内情を語ります。
「現在の政治改革の流れのなかで、政治資金問題で議席を失った選挙区において安易な世襲指名を行えば、有権者から猛反発を食らうのは目に見えている。後援会内にも『息子へのバトンタッチで刷新感を出すべき』という意見と、『世襲への逆風を考えれば公募で清新な新人を立てるべき』という意見が真っ向から対立しており、一本化には程遠い」
本人はいまだ引退を公言しておらず、後援会の一部も「本人がもう一度挑戦する意思を持っている」と主張していますが、世代交代の是非を巡る内部対立が地盤の結束をさらに弱める皮肉な事態となっています。