初任科の卒業式を迎えると、学生たちは各消防署の実動部隊へと配属され、いよいよ現場の第一線に立ちます。しかし、消防学校との縁がそこで切れるわけではありません。
現場経験を数年積んだ隊員は、さらに高度な技術を習得するために再び学校へ招集されます。オレンジ色の制服を着用する特別救助隊を目指す鹿児島県消防学校の救助科をはじめ、予防査察を学ぶ予防科、火災調査を極める調査科、救急隊員のための専科教育など、キャリアステージに応じた高度なカリキュラムが用意されています。
初任科で培った基礎体力と連帯感は、その後の専門的な教育課程や過酷な災害現場で真価を発揮し、地域の防災リーダーへと成長していくための揺るぎない土台となります。