2021年に放送された第2期『小林さんちのメイドラゴンS』において、物語のキーパーソンとして鮮烈な登場を果たしたのが好戦的なドラゴン・イルルです。この難役を見事に演じ切ったのが嶺内ともみでした。
幼い精神性と獰猛な破壊衝動を抱えながら、小林さんや駄菓子屋の少年・タケトとの出会いを通じて心を開いていくイルルの複雑な感情の機微を、嶺内はハスキーかつ繊細なトーンで表現。視聴者から絶賛を浴びました。
しかし、嶺内ともみは2022年12月31日をもって声優業を廃業・引退することを所属事務所を通じて発表しました。これは彼女自身のキャリア選択による円満引退であり、業界内外から惜しむ声が相次ぎました。
今後もしアニメ第3期や劇場版などの新展開が制作された場合、イルル役の声優交代は避けられません。ファンにとっては寂しさが残るものの、第2期で彼女が残した名演の価値は永遠に色褪せることはありません。