コロコロ便の原因がすべて大腸がんというわけではありません。良性の「大腸ポリープ」が大きくなって内腔を狭めているケースや、機能的な腸の異常である「痙攣性便秘(過敏性腸症候群の便秘型)」が原因の大半を占めています。
ストレスや過労、睡眠不足などが重なると自律神経が乱れ、大腸の副交感神経が過剰に興奮します。すると腸管が不規則に強く収縮し(痙攣)、便がスムーズに直腸へ送られず腸内に分断されて留まります。その間に水分がどんどん奪われ、丸くて硬いコロコロ便が形成されるのです。痙攣性便秘の場合は、排便前にお腹がシクシク痛む、排便すると痛みが和らぐ、便秘と下痢を交互に繰り返すといった特徴が見られます。