ネット上でしばしば見受けられる釣船茶屋ざうお値段高すぎる理由を解き明かすには、同店特有の「一本釣り価格」と体験型課金システムの構造を理解する必要があります。ざうおでは、通常のアラカルト注文(スタッフに直接魚料理を頼む形式)よりも、客自身が生簀で釣り上げた魚のほうが割安に設定されています。たとえば看板メニューである鯛(タイ)の場合、通常注文よりも釣り上げたほうが約1,000円前後も安く提供される仕組みです。
それにもかかわらず「高すぎる」と感じてしまう最大の要因は、釣れた魚をその場で買い取る従量課金システムにあります。子どもが夢中になって大物の鯛やシマアジ、ヒラメを何匹も釣り上げてしまうと、その分だけダイレクトに会計へ加算されます。さらに、基本の調理法(刺身や塩焼きなど)は無料ですが、寿司の握り代や釜飯への加工など一部の特殊調理には別途加工工賃が発生します。単なる大衆居酒屋の感覚で入店すると、アミューズメント施設のアトラクション料が上乗せされた総額に驚く結果となるわけです。
客観的な数値データから見ると、活魚専門店で同サイズの魚を丸ごと注文することと比較した場合、釣船茶屋ざうお料金システムそのものは決して法外ではありません。飲食代とアトラクション体験料が一体化している特性を理解し、入店前に「今日は鯛1匹とアジ2匹まで」といった上限目標を決めておくことが、予算内で快適に楽しむ秘訣です。