一周忌を無事に終えた施主が最も陥りやすい落とし穴が、次の「三回忌は何年後に行うのか」という疑問です。一般的に「三回忌だから3年後」と直感的に思い込みがちですが、正しくは逝去から満2年後(一周忌の翌年)に執り行います。
先述の通り、「回忌」は亡くなった年を「1年目」とカウントします。そのため、満1年目が「二回忌(=一周忌)」にあたり、満2年目が「三回忌」となります。「一周忌の翌年にはもう三回忌がやってくる」というスケジュール感を把握していないと、寺院の手配や親族への案内状送付が大幅に遅れてしまうトラブルに直結します。なお、三回忌以降の年忌法要(七回忌、十三回忌など)は、すべて「亡くなった年を含めた数え年」の数字から1を引いた満年数で計算します。
現在から逆算して法要の年を割り出す際は、上記の早見表を基準にしてください。法事の日程は、命日当日の「祥月命日」に行うのが理想的ですが、平日にあたる場合は参列者の都合を考慮し、「命日よりも前の直近の土日祝日」に前倒しして設定するのが古くからの慣例です。後ろ倒しにするのは「仏事を後回しにする」として敬遠される傾向があります。