一回忌と一周忌の違いとは?三回忌の数え方と恥をかかない法要マナー解説

一回忌と一周忌の違いとは?三回忌の数え方と恥をかかない法要マナー解説

一回忌と一周忌の違いとは?三回忌の数え方と恥をかかない法要マナー解説について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

一周忌を無事に終えた施主が最も陥りやすい落とし穴が、次の「三回忌は何年後に行うのか」という疑問です。一般的に「三回忌だから3年後」と直感的に思い込みがちですが、正しくは逝去から満2年後(一周忌の翌年)に執り行います。

先述の通り、「回忌」は亡くなった年を「1年目」とカウントします。そのため、満1年目が「二回忌(=一周忌)」にあたり、満2年目が「三回忌」となります。「一周忌の翌年にはもう三回忌がやってくる」というスケジュール感を把握していないと、寺院の手配や親族への案内状送付が大幅に遅れてしまうトラブルに直結します。なお、三回忌以降の年忌法要(七回忌、十三回忌など)は、すべて「亡くなった年を含めた数え年」の数字から1を引いた満年数で計算します。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価一周忌逝去から満1年後(2025年没)親族・知人を招き会食を実施喪明けの最重要法要。原則として省略しない傾向が強い三回忌逝去から満2年後(2024年没)近親者を中心に執り行う一周忌の翌年に実施。日程調整の遅れが最も多発するポイント七回忌逝去から満6年後(2020年没)家族・近親者のみに縮小傾向この段階から同居家族のみで行うケースが全体の約6割を占める十三回忌逝去から満12年後(2014年没)寺院での読経のみ、または合同法要親族の高齢化に伴い、案内を控える家庭が増加十七回忌逝去から満16年後(2010年没)家庭内での供養が中心他の先祖代々の法要と併せて行う「併修(へいしゅう)」が普及三十三回忌逝去から満32年後(1994年没)「弔い上げ」として最後の法事とする個別の霊から「先祖代々の霊」へと昇華する儀礼的区切り

現在から逆算して法要の年を割り出す際は、上記の早見表を基準にしてください。法事の日程は、命日当日の「祥月命日」に行うのが理想的ですが、平日にあたる場合は参列者の都合を考慮し、「命日よりも前の直近の土日祝日」に前倒しして設定するのが古くからの慣例です。後ろ倒しにするのは「仏事を後回しにする」として敬遠される傾向があります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。