奥歯の歯茎の痛みとリンパの腫れは危険?原因と今すぐできる応急処置

奥歯の歯茎の痛みとリンパの腫れは危険?原因と今すぐできる応急処置

奥歯の歯茎の痛みとリンパの腫れは危険?原因と今すぐできる応急処置について押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。

ネット上の情報には「数日安静にしてうがいを続ければ腫れは引く」「患部を温めて血行を良くすれば治る」といった極めて危険な誤解が蔓延しています。これらは感染性炎症の基礎知識を欠いた誤った俗説です。

第一に、急性炎症が起きている患部をカイロやお風呂などで温める行為は火に油を注ぐようなものです。血管が拡張して局所への血流が急増すると、血管透過性が亢進して組織の浮腫(腫れ)が一気に悪化し、痛みが耐え難いレベルまで激化します。

第二に、腫れが自然に引いたように見える「偽りの小康状態」に対する警戒が必要です。膿が骨や歯肉を突き破って口腔内へ排出されると、組織内の内圧が低下するため、一時的に激痛が軽快することがあります。しかし、細菌の感染源そのものが消失したわけではなく、慢性骨髄炎へと移行して骨を広範囲に破壊していく原因となります。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。