やきとり竜鳳に関して、ネット上では一部の誤解や思い込みが定着しています。記者が現場関係者や運営システムを調査して判明した、3つの決定的な盲点を是正します。
第1の誤解は、「毎日同じスーパーに出店している」という思い込みです。「昨日買えたから今日も行ってみたらいなかった」という失望の声をよく耳にしますが、竜鳳の基本ビジネスモデルは巡回型の移動販売です。月曜日はA店、火曜日はB店、第1・3木曜日はC店というように、同一車両が複数の拠点をローテーションしています。毎日固定出店している常設コンテナ店舗等を除き、出店スケジュールの事前確認なしでの訪問は空振りの原因となります。
第2の誤解は、「移動販売だから予約はできない」という先入観です。実は、竜鳳を最も効率的に利用する鉄則は「入店前の注文・焼き上がり予約」です。スーパーへ到着したら、店内に買い物へ入る前にまず竜鳳の窓口へ向かい、「ももタレ3本、皮タレ2本、ねぎま塩2本」と注文します。スタッフから「仕上がりは30分後になります。番号札〇番でお待ちください」と引換番号札を渡されたら、そのまま店内で買い物を開始します。買い物を終えてレジを通過した頃にちょうど熱々の焼き鳥が仕上がっており、待ち時間実質ゼロで受け取ることが可能です。また、一部の常設拠点やオーナー直通電話では、電話による時間指定予約を受け付けている場合もあります。
第3の誤解は、「タレしか選べない」という誤認です。「竜鳳=秘伝のタレ」というイメージが強固すぎるあまり見落とされがちですが、注文時に「塩で」と指定すれば、絶妙な塩加減で焼き上げてくれます。砂肝、にんにく串、ナンコツなどは塩派の常連客から熱狂的に支持されており、タレ串と塩串を織り交ぜたオーダーがツウの頼み方です。