服のボールペン汚れ落とし方!水洗いNgの理由と劇的染み抜き術

服のボールペン汚れ落とし方!水洗いNgの理由と劇的染み抜き術

服のボールペン汚れ落とし方!水洗いNgの理由と劇的染み抜き術を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

服についたインクを安全かつ綺麗に落とすには、まずペンの種類を特定することが不可欠です。ボールペンのインクは大きく「油性」「水性」「ゲルインク(エマルジョン含む)」の3系統に分類され、それぞれ落とすための溶媒が全く異なります。

以下の比較表は、主要なインクごとの特性、家庭で効果を発揮する溶剤、作業難易度およびクリーニング店に依頼した際の目安費用をまとめたデータです。

インク種類主成分と性質家庭での最適溶剤難易度と落としやすさ油性インク油溶性染料+合成樹脂。速乾性と耐水性に優れるアルコール消毒液(エタノール)、除光液中:油分を溶かす溶剤を使えば綺麗に抜けやすい水性インク水溶性染料+水。乾く前なら水に溶け出す性質台所用中性洗剤、ぬるま湯、弱アルカリ性石鹸低:付着直後であれば洗剤の乳化作用で落としやすいゲルインク水性ゲル+不溶性顔料。極小粒子が繊維に食い込むアルコール+中性洗剤、クレンジングオイル高:微粒子顔料が物理的に絡むため家庭での除去は難関摩擦熱消去型熱変色性マイクロカプセル。60℃以上で無色化ドライヤーの温風、家庭用アイロンの熱極小:60℃以上の熱を当てるだけで視覚上は消滅

事務用として主流のゲルインクは、滑らかな書き味を実現するために極小の「顔料粒子」が用いられています。この顔料は化学的に極めて安定しているため、溶剤で完全に溶かすことができません。ゲルインク汚れを落とす際は、樹脂の結合をアルコールで緩めつつ、中性洗剤の界面活性剤を使って繊維から粒子を「物理的に剥がし取る」複合手順が求められます。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。