「日本のウユニ塩湖」として一躍全国区となった香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)。約1kmにわたる海水浴場は、潮が引いた夕暮れ時になると風のない水面に空の色が鏡のように映り込み、息をのむほど幻想的なシルエット写真を撮影できる。満潮と干潮、そして日の入りが重なるわずかなマジックアワーには、全国から多くのカメラマンや旅人が集い、息をのんでその瞬間を待つ。
さらにそこから車を少し走らせた壮大な浦島伝説の残る荘内半島、紫雲出山(しうでやま)からの眺望も言葉を失う美しさだ。春には満開の桜が瀬戸内海の青い海と多島美をバックに咲き誇り、秋には一面の夕暮れが海を黄金色に染め上げる。日常の忙しさに追われた心を一瞬で解きほぐしてくれる、究極のリセット空間がここにある。