東京23区の駅近や人気エリアで予算内に収めようとする際、有力な候補となるのが「15坪〜20坪前後の敷地に建つ3階建て狭小住宅」です。利便性と価格のバランスに優れる一方で、住み始めてから「こんなはずではなかった」と後悔するケースが後を絶ちません。
東京の狭小住宅で後悔しがちなデメリットとして、まず挙げられるのが「日々の階段移動の負担」です。1階に水回りと納戸、2階にLDK、3階に寝室や子供部屋という縦長の動線は、若いうちは問題なくとも、子育て期(ベビーカーや買い出しの荷物運び)や高齢期に大きなストレスとなります。
さらに、隣家との距離が極めて近いため「日当たりや風通しの確保が難しい」「室外機や生活音が隣家に響きやすい」「ビルトインガレージに大型車が入らない」といった空間的制約も生じます。将来的な外壁・屋根の修繕時に足場を組むスペースが狭く、特殊な工事費用が加算される点も盲点となりがちです。狭小住宅を選ぶ際は、生活動線のシミュレーションと将来のライフステージ変化を徹底的に想定しておく必要があります。