ネット検索で頻出する「橋本甜歌 天てれ 卒業理由」というワードには、時として「トラブルで番組をクビになったのではないか」という根拠のない憶測がつきまといます。しかし、当時の公式記録や本人の告白を検証すると、この噂が完全な事実無根であることが判明します。
天才てれびくんシリーズには、子どもたちの成長サイクルに合わせて中学1年生または2年生の節目で卒業を迎える番組ルールが存在します。橋本甜歌の卒業は、2006年度末(中1終了時)に定められた番組規定による正規の任期満了でした。
誤解が生じた背景には、卒業直後の激変があります。彼女は番組卒業後、NHK時代の「清純派美少女・甜歌ちゃん」という世間のイメージと、実際の自分自身との激しいギャップに苦しむことになります。思春期の反抗期が重なった結果、黒髪の優等生像を脱ぎ捨ててギャルファッションに身を包み、自著『中学生失格』を出版。そのあまりに急激なイメージチェンジが、後年になって「番組内で素行が悪くて辞めさせられたのではないか」という誤った噂に変換されてしまったのです。