アガスティアの葉は本当に当たる?詐欺と噂される理由と危険な料金の真相

アガスティアの葉は本当に当たる?詐欺と噂される理由と危険な料金の真相

アガスティアの葉は本当に当たる?詐欺と噂される理由と危険な料金の真相について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

アガスティアの葉において、最も金銭的トラブルが多発しているのが第13章(前世のカルマ)と第14章(カルマの解消法=レメディ)をめぐるやり取りです。

鑑定の中で「あなたの前世は裕福な商人だったが、貧しい人々を騙して財を成した」「前世で犯した罪のせいで、現世では結婚生活が破綻し、不治の病に冒される運命にある」といったショッキングな過去世が明かされます。そして、その悲惨な未来を回避するための処方箋として提示されるのが「レメディ(プージャと呼ばれる寺院での祈祷、貧しい人々への施し、特定の神聖なヤントラや宝石の身につけ)」です。

本来のインド伝統におけるレメディは、特定の寺院を参拝して数百〜数千ルピー程度の寄付を行ったり、質素な施食を行ったりする素朴な宗教儀礼です。ところが、一部のブローカーや悪質なナディリーダーは、不安でパニックに陥った相談者に対し、以下のような過剰請求を突きつけてきます。

  • 代理祈祷の高額代行:「インドの〇つの聖地寺院で特別な導師による護摩焚きが必要」として、1回あたり15万〜50万円を請求する。
  • 特製護符・宝石の販売:「あなた専用に祈祷された純金のプレート」などと称し、市場価値数千円の金属板を数十万円で売りつける。
  • 恐怖の再生産:祈祷を行っても「まだ前世の因縁が深いため、追加の特別レメディが必要」と際限なく支払いを要求する。

自責の念や将来への強い不安を抱えている人ほど、「お金で運命が好転するなら」と支払いに応じてしまいがちです。しかし、正当な伝統継承者であれば、払えないほどの高額な金銭を要求して運命の救済を条件づけることは絶対にありません。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。