泳いでいる絵がプロ級に変わる!水・光の描き方5つの極意

泳いでいる絵がプロ級に変わる!水・光の描き方5つの極意

泳いでいる絵がプロ級に変わる!水・光の描き方5つの極意にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

水中の人体を描く際、陸上の立ちポーズと同じ感覚でアタリを取ると、重力感が抜け落ちて硬い印象を与えてしまいます。水泳特有の「浮力による伸び」と「水の抵抗を切り裂く推進力」を表現するには、背骨(S字ライン)のしなりを強調した大胆なアタリ取りが鍵となります。

泳法ごとの構図特性を理解することも極めて重要です。主な泳法における作画ポイントは以下の通りです:

【クロール(自由形)の構図】
斜め前方からのアオリ(下からの見上げ)またはフカン(上からの見下ろし)が最も効果的です。水面から顔を出して息を吸う瞬間を描く場合、上がった片腕のダイナミックな筋肉の張り出しと、水中に深く沈んだもう一方の腕のストロークを対比させることで、強烈な推進力を演出できます。

【平泳ぎの構図】
正面からのシンメトリーに近いアングル、あるいは真横からのカットが映えます。両手で水を力強く外側へ押し広げる瞬間や、キック直後の一直線に伸びたストリームラインを描くことで、静と動の美しいコントラストを生み出すことが可能です。

さらに、水面を境界線として「大気中にある部位(シャープな輪郭・強いコントラスト)」と「水中にある部位(屈折によるズレ・青みがかった減衰)」の質感差を明確に描き分けることで、泳いでいる人体の立体感が際立ちます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。