後藤真希の写真集が再び社会的な脚光を浴びる決定打となったのが、2026年11月に講談社から発売された10年ぶりの写真集『ramus』です。「ラテン語で『枝』を意味するタイトル通り、彼女のありのままの自然体と成熟した美しさを切り取った本作は、発売前から予約が殺到。発売直後に即重版が決定し、オリコン週間BOOKランキングの写真集部門で上位を独占するなど、出版不況と言われる時代において驚異的なセールスを叩き出しました。
特筆すべきは、本作が見せた「圧倒的な透明感」と「引き締まった美ボディ」の調和です。かつての金髪ショートでセンセーショナルな輝きを放っていた少女時代の面影を残しながらも、30代後半を迎えた大人の女性ならではの柔らかさ、凛とした佇まい、そしてしなやかな筋肉美が余すところなく収められています。本人がインタビューで「今の自分を気取らず、偽らずに残したかった」と語った通り、過度な装飾を削ぎ落としたミニマルな世界観が読者に鮮烈なインパクトを与えました。
そして、その熱狂をさらに塗り替えたのが、2026年秋に刊行された後藤真希 25周年記念写真集『flos』です。山形県の大自然や情緒あるロケーションを舞台に撮影された本作は、ラテン語で「花」を意味するタイトルの通り、『ramus(枝)』から美しく咲き誇る『flos(花)』への見事なストーリーテリングを完成させました。開放的なシチュエーションで見せる大胆なカットと、時折見せる少女のような無邪気な笑顔のコントラストは、彼女の25年間のキャリアが培った表現力の結晶と言えます。