どんなに優れたトラップを製作しても、中に仕込むエサが不適切であれば成果は期待できません。エビ類は非常に発達した嗅覚受容器(触角にある感覚毛)を頼りに食物を探知するため、水中で効率よくアミノ酸を放出するエサ選びが勝敗を分けます。
【現場テストで実証された高実績エサランキング】
- 第1位:さきいか・スルメ(乾燥イカ類)
エビの嗅覚を強烈に刺激するタウリンや遊離アミノ酸を長時間にわたり安定して水中に放出し続けます。水にふやけても形が崩れにくく、小穴から流出しにくい点でもトラップ用として文句なしの最強エサです。 - 第2位:魚粉高配合のキャットフード・ドッグフード
油分と濃縮された動物性タンパク質の拡散スピードは随一です。投入直後から強烈な匂いのカーテンを形成します。そのまま入れると水中でドロドロに溶けて濁りを招くため、100均のお茶パック(不織布バッグ)に入れてからセットするのがプロの技です。 - 第3位:炒りぬか+赤味噌のブレンド団子
伝統的な川エビ漁で古くから愛用される配合です。味噌の発酵成分が下流へと広く拡散し、遠くの障害物に潜む群れを匂いの上流へと引き寄せます。 - 第4位:サバ・サンマの切り身(塩締め)
特にテナガエビなどの肉食傾向が強い大型個体に抜群の誘引力を発揮します。骨付きの切り身を輪ゴムでトラップ中央に固定すると、長時間エビを中央に留まらせる効果があります。
トラップを仕掛けるタイミングは、日没直前の薄暮(まずめ時)が黄金時間帯です。昼間はテトラポッドの隙間や水草の根元に潜んでいるエビたちは、周囲が暗くなると一斉にオープンエリアへと索餌行動を開始します。仕掛けてから引き上げるまでの時間は1時間から2時間半程度がベスト。一晩中放置すると、トラップ内でエサを食べ尽くした個体が脱出法を見つけて逃げ出したり、共食いを起こすリスクが高まるため避けるべきです。