ハイブリッドカーの真骨頂である燃費性能において、50系後期はWLTCモードで27.2〜32.1km/Lという圧倒的なカタログスペックを誇ります。市街地やバイパス、高速道路を交えた実走テストおよび実ユーザーの統計データにおける実燃費は22〜27km/L前後をコンスタントに記録します。気候条件の良い春・秋の郊外路であれば、30km/Lを超える数値を叩き出す場面も珍しくありません。
耐久性に関しても、熟成を極めた1.8L直列4気筒エンジン(2ZR-FXE)とTHS IIシステムの組み合わせは驚異的なタフさを誇ります。タクシーや営業車として20万km以上走破する個体が続出していることからも、基本機関の堅牢性は折り紙付きです。
ただし、中古車選びにおいて留意すべき軽微なトラブル事例やチェックポイントも存在します。走行距離が10万kmを超えた個体では、EGRバルブのカーボン堆積によるアイドリング時の微振動や、補機用12Vバッテリーの経年劣化が挙げられます。駆動用メインバッテリーの故障率は極めて低いものの、ハイブリッド冷却ファンのフィルターにホコリが詰まっていないかなど、定期的なメンテナンス履歴の有無が長寿命化の鍵を握ります。