ネットニュースや一部のまとめサイトでは、依然として「翌朝発表される世帯視聴率が一桁台=大爆死」という短絡的な論調が散見されます。しかし、現代の放送局経営およびスポンサー企業が最も注視しているのは、購買意欲の高いF1・F2層(20〜49歳女性)やM1・M2層(20〜49歳男性)を指すフジテレビドラマ視聴率評判の実質的なコア指標です。
現在、民放各局におけるスポンサーセールスの現場では、世帯視聴率よりもコア層の個人視聴率、そして配信初週の総再生時間(ユニークユーザー数と完全視聴率の積)が最優先で評価されます。実際、世帯視聴率が6%台であっても、TVerで総合ランキング首位を維持し、見逃し配信数が200万再生を突破していれば、広告収益および配信外収益の面で極めて優秀な成功作とみなされます。
「低視聴率だから早期打ち切りになる」という言説は、現在のテレビビジネスの現場においては完全に過去の遺物です。番組の成否を測る物差しが根本から変わっている事実を理解していなければ、現代のドラマ批評を正しく捉えることはできません。