高校選びにおいて最初の指標となる東京学館船橋高校の偏差値は、設置されている4つの学科・コースによって明確なグラデーションが存在します。大手進学模試(Vもぎ・Sもぎ等)の最新判定基準を総合すると、全体の偏差値帯はおおむね41〜54の範囲に分布しています。
まず、大学進学を主眼に置く普通科は、国公立大学や難関私立大学(GMARCH・日東駒専など)を目指す「特別進学コース」が偏差値52〜54前後、中堅私立大学や専門学校への幅広い進路に対応する「進学コース」が偏差値44〜47前後となっています。特進コースでは少人数編成による手厚い講習や個別指導が敷かれており、公立上位校の併願先としても手堅いポジションを築いています。
同校の真骨頂といえるのが、際立った専門性を持つ3つの専門学科です。
第一に、厚生労働大臣指定の調理師養成施設として認可されている東京学館船橋 食物調理科は、偏差値48〜50前後を推移しています。卒業と同時に国家資格である「調理師免許」を取得できる千葉県内でも屈指の環境であり、将来食のプロを目指す中学生から毎年極めて高い人気を博しています。
第二に、油画・日本画・デザイン・陶芸などを本格的に学べる東京学館船橋 美術工芸科は偏差値46〜48前後。実技試験や作品提出を課す入試方式もあり、早い段階から美大・芸大進学やクリエイティブ業界を目指す生徒が集まります。
第三に、商業簿記や情報処理、実践的なPCスキルを身につける東京学館船橋 情報ビジネス科は偏差値41〜43前後となっており、高校在学中の各種検定取得から指定校推薦による進学、手堅い一般就職まで柔軟な出口設計がなされています。
入試倍率の動向に目を向けると、推薦入試中心の私立入試という構造上、全体倍率は1.0〜1.2倍程度で推移することが多いものの、定員が厳格に定められている食物調理科などは単願志願者が集中した場合、実質倍率が跳ね上がる年度も見られます。出願基準となる東京学館船橋 単願推薦 基準については、普通科特進で5教科の内申点17〜18前後、進学コースや専門学科では3教科または5教科で基準評定(9教科に2以下がないこと等の条件付き)が設定されており、検定取得や部活動の実績による加点措置も設けられています。