海溝から離れた内陸部であっても決して安全ではありません。政府の地震調査研究推進本部が公開している日本の活断層分布図を確認すると、日本列島全土には確認されているだけでも2,000以上の活断層が網の目のように張り巡らされています。
海洋プレートからの強い圧縮力によって列島全体に強い応力がかかり続ける結果、内陸の地殻の弱い部分が耐え切れずに割れ、ずれ動きます。これが「活断層」です。一度割れた断層面は強度が低下しているため、数千年〜数万年周期で繰り返し活動します。
特に危険度の高いものは「主要活断層帯」として重点監視されていますが、現在見つかっている活断層は地表に痕跡が現れているものに過ぎません。地下深くに隠れて発見されていない「未確認断層」による直下型地震のリスクも常に内在しています。