時短復職で手取り激減?育児休業終了時報酬月額変更届の真相と対策

時短復職で手取り激減?育児休業終了時報酬月額変更届の真相と対策

時短復職で手取り激減?育児休業終了時報酬月額変更届の真相と対策の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

制度を利用するにあたって、従業員自らが書類を作成する場合、あるいは人事労務担当者から提出を求められた場合の「育児休業終了時報酬月額変更届 記入例」と実務の手順を把握しておくことは極めて有益です。記載ミスによる差し戻しは、保険料引き下げの遅延に直結します。

届出用紙(日本年金機構の公式様式)における主要な記入項目とポイントは次の通りです。

  • 被保険者整理番号・氏名・生年月日:マイナンバーまたは基礎年金番号を正確に記載します。
  • 育児休業終了年月日:実際に復職した日の「前日」を記入します(例:4月1日復職であれば「3月31日」)。ここを復帰当日の日付と書き間違えるミスが後を絶ちません。
  • 改定年月:育休終了日の翌日が属する月の「4ヶ月目」を記入します(4月復職なら「8月」)。給与天引きのタイミング(当月徴収か翌月徴収か)によって実際に明細上の手取りが増える月は企業ごとに異なる点に注意が必要です。
  • 各月の支払基礎日数および通貨による報酬額:復職後3ヶ月間の日数と、基本給・通勤手当・残業代などを含めた総支給額(非課税通勤費も含む社会保険上の報酬)を記載します。

気になる「育児休業終了時報酬月額変更届 添付書類」についてですが、日本年金機構への提出において、原則として添付書類は不要です。住民票や戸籍謄本をわざわざ役所で取得して添付する必要はありません。ただし、会社内部の労務管理手続きとして、復帰日を証明する辞令の写しや社内申請書の提出を求められるケースが一般的です。

提出期限は「育児休業終了日の翌日が属する月以後3ヶ月を経過した日の翌日以降」であり、実務上は速やかに管轄の年金事務所へ提出します。現在では日本年金機構の電子申請(e-Govやマイナポータル連携、労務管理クラウドソフト)による事業主からのオンライン届出が主流となっており、手続きのデジタル化によって処理期間は大幅に短縮されています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。