日本において『コーヒールンバ』が爆発的な大ヒットを記録したのは1961年(昭和36年)のことです。当時、エキゾチックでハスキーな歌声で人気を博していた西田佐知子の『コーヒールンバ』がリリースされると、瞬く間にチャートを駆け上がり、約数十万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
当時は競作ブームの時代でもあり、西田佐知子版と同じ年に、坂本九やトリオ・ロス・チカノス、エミール・デル・マルなど複数の歌手・グループがそれぞれのアレンジでリリース。日本中に一大「コーヒールンバ旋風」を巻き起こしました。急速に近代化と西洋文化を取り入れつつあった昭和の喫茶店文化とも絶妙にマッチし、コーヒーを飲む大人のステータスシンボルとしても親しまれました。