世界最高峰の研究機関も、この根源的な領域の解明に本腰を入れている。ハーバード大学が実施した大規模な追跡調査と脳機能イメージング研究では、健全な性的コミュニケーションが個人の幸福度や長寿に直接的な好影響を与えることが判明した。
また、世界保健機関(WHO)が定義する総合的な健康(ウェルビーイング)の概念においても、身体的・精神的な性機能の充実が極めて重要な要素として位置づけられている。データが示すのは明確だ。単なる物理的な快楽にとどまらず、パートナーとの深い共感やストレス軽減効果こそが、人間を欲望へと導く重要な要因なのだ。