固定価格買取制度の支援期間を終えた卒FIT(固定価格買取制度満了)世帯を待ち受けるのは、余剰電力の買取り価格が1kWhあたり数円台まで急落するという厳しい事態だ。かつてのように「売電でお小遣いを稼ぐ」時代は終焉を迎えた。購入する電気の単価が跳ね上がった今、発電した電気は売るよりも自分の家で使い切るほうが遥かに得をする。
そこで圧倒的な威力を発揮するのが自家消費型太陽光発電の最大活用だ。買えば1kWhあたり30円以上もする高額な電気を避け、自前の太陽光でタダでお湯を沸き上げる。売電単価と買電単価の差額が大きくなればなるほど、自家消費による節約効果は拡大する。自家発電したエネルギーを無駄なく暮らしの熱源に変えるアプローチこそ、インフレ社会における最強の自己防衛策だ。