いま最も熱い視線を集めているのが、襟足の長さを活かしつつトップに絶妙なレイヤーを仕込んだウルフカットだ。従来のロックテイストなウルフとは一線を画し、軽やかさと重厚感を巧みに同居させた現代的なシルエットが際立つ。
サイドはタイトに抑え、首元に沿うように流れる襟足がフェイスラインをシャープに見せる。メンズヘアスタイルの枠組みを軽々と飛び越え、ジェンダーレスな美しさと無頼な男らしさを両立させる手腕は見事というほかない。動くたびに束感が揺れる計算されたカッティングが、ライブパフォーマンスでの躍動感を何倍にも増幅させている。