リゾートホテル選びにおいて、現地に足を運ばなければ見落としがちな物理的・地理的な盲点について解説します。
「池の平ホテル」への移動とアクセス路の真実
「本館のプールで遊んでから高原ホテルに泊まればいい」と安易に考える旅行者がいますが、両施設の間には標高差のある山道(ビーナスライン・大門街道周辺)が存在します。グリーンシーズンであれば車で10分前後の快適なドライブですが、真冬の降雪期や路面凍結時には、急坂のカーブが連続するためスタッドレスタイヤや4WDの装備が絶対に欠かせません。冬場の夜間に両館を気安く往復することは、運転に不慣れなドライバーにとっては精神的負荷が高いため避けるべきです。
施設の経年変化とメンテナンス状況
本館が新築棟を含めて近代的なホテルへと変貌を遂げたのに対し、池の平白樺高原ホテルの躯体は昭和後期から平成初期のリゾート建築の趣を色濃く残しています。清掃は行き届いており清潔感は保たれているものの、「エレベーターの配置」「廊下の幅」「ユニットバスの仕様」などに年季を感じる部分があることは事実です。超近代的なピカピカのデザイナーズホテルを期待して行くとギャップを感じるため、「高原のクラシックな山岳リゾート」と理解して訪れるのが賢明です。