雅子さまを語る上で欠かせないのが、3歳年下の双子の妹たち、池田礼子(れいこ)さんと渋谷節子(せつこ)さんの存在です。かつて皇太子妃時代の雅子さまが体調を崩された際にも、妹たちは陰になり日向になり支え続けました。
池田礼子氏は、慶應義塾大学を卒業後、ジュネーブ大学大学院で国際政治を学び、国際連合児童基金(UNICEF)の職員として長く国際支援の最前線で活動しました。民間企業幹部との結婚後も、人道支援や国際理解に関わるシンクタンク等で知見を発信し続けています。
一方、渋谷節子氏は、東京大学教養学部を卒業後、ハーバード大学大学院で文化人類学の博士号(Ph.D.)を取得。星槎大学共生科学部教授などを歴任し、社会人類学や比較文化の専門家、また優れた翻訳家としても活躍しています。医師である夫とともに、学術的・文化的な見地から幅広く社会に貢献しています。
小和田家の三姉妹は、いずれも世界トップクラスの教育を受け、専門分野で自立したキャリアを築いた「先駆的な女性像」を体現しています。皇室という重責ある環境に身を置かれる雅子さまにとって、知性と価値観を共有できる妹たちの存在は、今なおかけがえのない精神的アンカー(心の拠り所)となっています。