舞台女優として一定の評価を得つつも、生活は一向に楽にならなかった30代前半。ここで彼女の人生を劇的に変える出会いが訪れる。現在の所属事務所マネージャーとなる人物との出会いだ。
「この才能を舞台だけに閉じ込めておくのはもったいない」。マネージャーは吉田に対し、映像作品(テレビドラマ・映画)への一本化を提案する。生活費を稼ぐためのアルバイトを一切禁止し、芝居一本に集中させるための先行投資として給料制を採用するという、半ば賭けのような契約だった。ここから彼女の怒涛のオーディション生活が始まり、数々の単発ドラマのチョイ役で爪痕を残していくことになる。