北村弁護士の人生を語る上で欠かせない存在が、大学時代に出会った奥様です。2人の出会いは早稲田大学在学中にさかのぼります。学生時代から交際をスタートさせ、北村青年が司法試験の勉強に打ち込む姿を誰よりも近くで見守ってきました。
しかし、当時の司法試験は合格率わずか数パーセントという超難関。何年挑戦しても結果が出ず、同世代が就職してキャリアを積むなか、焦りとプレッシャーが募る日々が続きました。北村氏が将来の不安に押しつぶされそうになっていた極貧の浪人時代、奥様は決して弱音を吐かず、生活を工面しながら精神的な支柱として北村氏を励まし続けました。
「この人がいなければ今の自分は弁護士になっていなかった」と北村氏自身が述懐するほど、奥様の献身は圧倒的でした。8年という長期にわたる苦闘の末に掴んだ合格の瞬間は、2人で流した涙とともに今も夫婦の絆の原点として語り継がれています。