スクリーン越しに見るこの場所もまた、格別の情熱を掻き立てる。映画『シン・ゴジラ』において、無人新幹線や無人在来線による攻撃が首都防衛の決戦兵器として駆け抜けた舞台こそ、まさにこの駅の軌道群であった。リアルな交通インフラが緊迫した特撮映像と融合した名シーンは、いまなおファンの間で語り継がれている。
一方で、往年のパニック映画の名作『新幹線大爆破』にインスパイアされた現代の映像作品やドキュメンタリーが、Netflixをはじめとする世界的配信プラットフォームで話題を集めている。新幹線の起点であり、日本の物流と移動の象徴であるロケーションは、フィクションの世界においても圧倒的なドラマを生み出す磁場として機能し続けているのだ。