人事労務やマーケティングの現場では、数式の組み方以外にもデータ前処理の段階で数多くの落とし穴が存在します。実務データで頻出する3大トラブルと解決策を整理しました。
トラブル1:日付がシリアル値ではなく「文字列」になっている
CSV連携などで取り込んだ日付が「2000.04.01」や「20000401」となっている場合、DATEDIF関数は機能しません。区切り位置機能で日付型に変換するか、=DATE(LEFT(A2,4), MID(A2,5,2), RIGHT(A2,2))でシリアル値に整形する必要があります。
トラブル2:生年月日が空欄のときに「124歳」と表示される
エクセルは空のセルを「0(1900年1月0日)」と解釈するため、空欄セルを参照すると100歳以上の巨大な数値が算出されます。必ずIF関数でブランク判定を組み込みましょう。
=IF(A2="", "", DATEDIF(A2, TODAY(), "Y"))
トラブル3:2月29日(閏日)生まれの判定ズレ
平年において2月29日生まれの人がいつ年齢を加算されるかという問題において、DATEDIF関数は「2月28日」の翌日である「3月1日」に満年齢を加算します。これは日本の法解釈(平年では2月28日終了時に加算)と整合性が取れており、実務上極めて安全です。