映画の世界的大成功の後、キアラ・セトルを待っていたのは順風満帆な生活だけではありませんでした。2018年、彼女は稀少な脳血管疾患である「もやもや病」による一過性脳虚血発作で倒れ、緊急の開頭手術を経験。言語障害や身体の麻痺という絶望的な危機に直面しました。
しかし、彼女は過酷なリハビリテーションを乗り越えて見事に復活を遂げます。その後はロンドンのウエストエンドでミュージカル『& Juliet』に出演したほか、ブロードウェイの舞台にも復帰。さらに日本との縁も非常に深く、2022年には日本テレビ系情報番組での生歌披露や、ミュージカル『メリー・ポピンズ』日本公演への特別出演などで大きな話題を集めました。
2026年現在も、世界各地のオーケストラコンサートや社会人権イベントへの招聘が相次ぎ、自身の生い立ちや病の経験を伝える講演活動と並行して、第一線のボーカリストとして輝きを放ち続けています。