押し付けが横行する現場において、標的にされやすい人には共通の心理的アタッチメントが見られる。責任感が強く、他者からの頼みを断ることに強い罪悪感を覚えるタイプだ。職場での摩擦を恐れるあまり、「自分が我慢すれば丸く収まる」と受け入れてしまう気質の持ち主ほど、不当なタスクのゴミ箱にされやすい。
こうしたキャリア層の過酷な現実は、SNS上でも大きな反響を呼んでいる。ビジネスSNSのLinkedInや、個人の知見が集まるnoteなどでは、「NOと言えない性格を利用され、ついに体調を崩した」「断るスキルはスキルセットの一つだ」といった悲痛な実体験とアドバイスが日夜交わされている。断らない姿勢は、悪意を持つ同僚にとって格好のターゲットなのだ。