多くの理系大学では、学部3年後半や4年次になって初めて研究室に配属されるのが一般的だ。しかし、この大学の流儀はまったく異なる。
入学直後から最先端の分析機器や次世代シーケンサーを操作する機会が与えられ、徹底的なハンドオン(実技)トレーニングが施される。道具を使いこなす技術を早期に身につけることで、学生は学年が上がるにつれて自主的な研究テーマを深めていく。製薬会社やバイオ関連企業の採用担当者が「即戦力として計算できる」と口をそろえる理由は、この教育設計にある。長年にわたり高い就職率を維持し続けているのは、決して偶然ではない。