軟骨ピアスを病院で開ける決定的理由!費用相場と何科の選び方徹底解説

軟骨ピアスを病院で開ける決定的理由!費用相場と何科の選び方徹底解説

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ネット上の掲示板やSNS、知恵袋には、軟骨ピアスに関する悲痛な相談が毎日のように投稿されています。「セルフで開けて3日目から耳全体が熱を持ってズキズキ痛む」「ホールの横に赤紫色のブヨブヨしたしこり(肉芽)ができて膿が出てきた」といった声の9割以上は、無資格でのセルフ穿刺や、衛生管理の不十分なアフターケアに起因するものです。

都内の形成外科クリニックを取材した際、現場の医師は次のようなリアルな症例を語ってくれました。

「通販で購入した軟骨用ピアッサーでトラガスを開けようとし、途中でピンが軟骨に挟まったまま貫通せず、ペンチで引き抜こうとして耳珠を引きちぎりそうになり救急搬送されてきた若い患者さんがいました。また、友人にニードルで開けてもらったものの、手洗いや消毒が不完全だったために緑膿菌感染を起こし、耳介軟骨が融解して軟骨膜炎で1ヶ月間入院した事例もあります。軟骨は一度変形・融解すると、肋軟骨を移植しない限り元の形には戻りません」

万が一、穿刺後に「ズキズキとした拍動性の激痛」「黄色い膿の流出」「ピアスホールの周囲に盛り上がる肉芽腫れ」が発生した場合、自己判断でピアスを無理に引き抜くのは危険です。ホールが塞がることで内部に膿が閉じ込められ、皮下膿瘍を形成して事態が急激に悪化するためです。直ちに皮膚科や形成外科を受診し、以下のステップで医学的処置を受ける必要があります。

  1. 細菌培養同定検査と適切な抗生剤の投与:市販の消毒薬を乱用すると傷口を治そうとする正常な細胞まで破壊するため中止し、医療機関で起炎菌に合わせた抗生物質の内服薬・外用薬の処方を受ける。
  2. 肉芽(にくげ)に対する専門的アプローチ:過剰な毛細血管と線維組織の増殖である肉芽に対しては、医師の指導のもとでステロイド軟膏の外用や、クエン酸・硝酸銀による焼灼、必要に応じたシリコンチューブ留置による圧迫療法を行う。
  3. 医療用シリコンへの一時的置換:金属によるアレルギー反応が疑われる場合、医療用シリコンバーベルに差し替えてホールを維持しつつ消炎を図る。
高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。