Q1:手のひらのほくろに痛みやかゆみが全くありません。それでも癌の可能性はありますか?
A1:十分にあり得ます。悪性黒色腫(メラノーマ)の初期病変は、自覚症状(痛み、痒み、熱感)を伴わないケースが圧倒的多数を占めます。痛みの有無は良性・悪性の鑑別基準にはなりません。「無症状だから放置してよい」という判断は最も危険です。
Q2:皮膚科で行うダーモスコピー検査は痛いですか?また初診当日に受けられますか?
A2:痛みは全くありません。ゼリーを肌に塗り、特殊なライトを内蔵した高倍率の拡大鏡を皮膚に軽く当てるだけの非侵襲的な検査です。設備のある皮膚科クリニックであれば、受診当日の診察室内で数分程度で完了します。費用も保険適用(3割負担)で初診料込み数千円程度です。
Q3:爪に縦の黒いスジが入っています。手のひらのほくろと同じように危険ですか?
A3:爪の根元にある色素細胞由来の病変であり、手のひらの病変と同様に精査が必要です。線の幅が広く(3mm以上)、色が濃淡不均一である場合や、爪の周囲の皮膚に黒い色素が広がっている(ハッチンソン徴候)場合は、爪下メラノーマの疑いが生じます。速やかに皮膚科専門医の診察を受けてください。
Q4:美容皮膚科のレーザーで手のひらのほくろを簡単に消しても大丈夫ですか?
A4:確定診断がつかない段階で安易にレーザー照射を行うことは極めて危険です。万が一その病変が初期の悪性黒色腫であった場合、中途半端な熱破壊によって悪性細胞が深部や血流・リンパ流に散布され、病理検査による確定診断の機会も失われてしまいます。必ず保険診療の一般皮膚科でダーモスコピーによる診断を受け、良性が確定した後に処置を検討してください。 (出典: 手のひら ほくろ 癌 見分け 方(Yahoo!ニュース))