資格の大原の簿記講座における受講生口コミを検証すると、受講スタイルによって満足度の質が大きく異なっている実態が見えてきます。通学クラスと通信講座、それぞれの利用者が残した生々しい声から、両者の特性を浮き彫りにしてみましょう。
まず、JR水道橋駅西口、地下鉄神保町駅、九段下駅からそれぞれ徒歩5分という抜群の立地を誇る水道橋本校に代表される通学クラスでは、「強制力」と「担任の熱量」を高く評価する声が目立ちます。
「朝から自習室が満席になり、周囲のペンが走る音に圧倒された。サボりそうになると完全担任制の先生が声をかけてくれて、モチベーションを維持できた」(水道橋本校・受講生の手記より抜粋)
一方で、近年の受講生の大半を占める大原簿記の通信講座に対する評判はどうでしょうか。大原簿記のWeb通信の特徴は、単に通学の講義を録画配信するだけでなく、24時間質問可能なオンラインサポートや、デジタル教材と連携した専用学習アプリの導入にあります。しかし、通信受講生からは次のようなシビアな口コミも寄せられています。
「講義動画は非常に分かりやすく、板書の無駄もない。ただ、質問を送ってから回答が返ってくるまでにタイムラグがあるため、その場ですぐ疑問を解消したい人にはもどかしい瞬間がある。結局、スケジュール管理は自分次第」(Web通信受講者のリアルな証言)
Web通信は、通勤・通学時間やスキマ時間を有効活用して日商簿記2級・1級の合格を目指せる優れたツールです。しかし、通学のような「教室の空気感」による心理的拘束力が働かないため、自律的なタイムマネジメント能力が欠かせません。「大原のWeb通信だから安心」と油断し、配信スケジュールを溜め込んでしまった瞬間に、脱落へのカウントダウンが始まります。