検討者が誤認しやすいポイントの筆頭が、「ホテルの建物内に専用の大浴場がある」と思い込んでしまう点です。宿泊者無料特典の対象である「新千歳空港温泉」は、ホテル内ではなく空港ターミナルビル4階の別区画にあります。
客室フロアから温泉までは連絡通路やエレベーターを経由して歩いて数分程度の移動が必要です。また、ホテル専用着(館内着・スリッパ)でのターミナル共用通路の歩行は禁止されており、私服に着替えてフロントで専用の入場パスを受け取ってから向かうルールとなっています。チェックイン直後に「そのまま部屋着とスリッパで温泉へ向かえる」と誤認していると、現地で二度手間になるため留意してください。
また、開業からの年月の経過による「設備や水回りの古さ」を指摘する声も一部に存在します。内装や空調設備、リネン類は定期的にメンテナンスと清掃が徹底されており清潔感は良好ですが、最新鋭のデザイナーズホテルのような意匠やスマート家電環境を期待しすぎると、ややクラシカルなビジネスホテルという印象を受ける可能性があります。
さらに、近年旅行業界全体で深刻化しているオンライン予約詐欺への自衛も欠かせません。大手宿泊予約サイトの一休.com等でも公式に注意喚起が出されている通り、ホテル関係者を装ってWhatsAppや不審なSMS・メール経由で「予約の再確認」や「事前決済の催促」を行い、偽サイトへ誘導するフィッシング事案が報告されています。エアターミナルホテルが個別メッセージアプリで金銭の支払いを求めることは一切ないため、不審なリンクは絶対に開かないリテラシーが求められます。