鬼怒川ライン下りの発券所・乗船場は、東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」から徒歩約4分という極めて至便な立地にあります。電車利用の旅行者にとっては駅前の観光案内所から迷わずアクセスできる構造です。
車でアクセスする場合、乗船所周辺に専用の有料駐車場(普通車約100台収容・1回500円程度)が整備されています。ただし、紅葉シーズン等のピーク時には午前10時台で満車になることが多く、駅周辺の市営駐車場やコインパーキングへの迂回を強いられる場合があります。
旅行計画を立てる際、最も注意すべき落とし穴が「雨天時の運行判断」と「冬季休業」です。
雨天に関しては、通常の小雨程度であれば舟に備え付けのシートや雨合羽を着用して運航が継続されます。しかし、以下のような気象・河川条件に達した場合は、即座に運行中止(運休)の判断が下されます。
- 基準を超える豪雨・雷雨:視界不良や落雷の危険がある場合。
- 鬼怒川の水位上昇:上流の五十里ダム・川治ダム・川俣ダム等からの放水量が増加し、規定水位を超えた場合。
- 強風・台風接近:操船に支障をきたす突風や強風警報発令時。
また、鬼怒川ライン下りは11月下旬から翌年4月中旬までの冬季期間、全便運休となります。冬の鬼怒川温泉で「雪景色の川下り」を期待して訪れても営業していません。冬季に旅行を計画する場合は、温泉街の散策やロープウェイ、近隣のテーマパークなど代替プランの構築が必要です。