股関節のトラブルは、自己判断で運動を継続して良いケースと、直ちに専門医の鑑別を要するケースが明確に分かれます。以下の基準に照らし合わせて適切なアプローチを選択してください。
セルフケア・ストレッチで経過観察が可能な人
- 動かした際にたまに音が鳴る程度で、完全な無痛である。
- 音以外の症状(詰まり感、引っかかり感、可動域制限)がない。
- 骨盤周辺のストレッチを数日間実践することで、音の頻度が減少傾向にある。
直ちに整形外科を受診すべき人
- 音が鳴る瞬間に「ズキッ」「ピキッ」とした鋭い痛みが走る。
- 歩行の踏み込み時や階段の昇降時に足が抜けるような感覚がある。
- 脚を動かした際に股関節がロックされて動かなくなる(ロッキング現象)。
- 家族に股関節疾患(臼蓋形成不全など)の既往があり、慢性的に股関節が重だるい。