フレキを組み上げた後に多くのレーサーが直面するのが、「ユニットのガタつき」と「ギヤ鳴り・異音」の問題です。
■ 可動部のガタつきとねじれの防止策
左右に揺らした際にカタカタと大きな音が鳴る場合、軸の削りすぎかザグリ穴の偏芯が原因です。この状態を放置すると走行中のアライメントが狂い、ストレートでのスピードが著しく低下します。ガタつきが大きい箇所には、薄型ワッシャー(0.1mm〜0.2mm厚)やアルミスペーサーを支柱の根元に追加し、垂直方向のストロークのみを残して横方向の遊びを徹底的に抑え込みます。
■ ギヤ噛み合わせの悪化による異音対策
MSフレキは可動時にカウンターギヤとスパーギヤの噛み合わせが変化しやすいため、センターシャーシ底面に適度な「底上げ加工(おじゃぷろ式バンパーストップ加工)」を施すことが欠かせません。ユニットが沈み込みすぎた際にギヤ同士が底突きしてトルク抜けを起こさないよう、ユニットの可動域に物理的なストッパーを設けることで、常に理想的なギヤクリアランスを維持できます。