有明アリーナのメインアリーナにおけるキャパ(収容人数)は最大約15,000席(固定席約12,000席+仮設アリーナ席約3,000席)です。国内外のスタジアム級アリーナと比較するとコンパクトに設計されており、「アーティストとの距離が近く感じられる」というポジティブな評価が定着しています。座席エリアごとの視界や見え方の特徴を整理します。
アリーナ席はフラットな床面にパイプ椅子が並ぶ構造です。ステージ前方ブロック(A〜Cブロック付近)であれば肉眼で演者の表情や細かな演出まで捉えられますが、後方ブロックになると前の観客の身長によって視界が遮られやすい弱点があります。厚底スニーカーの着用や、背伸びをせずとも視認できる角度の確認が求められます。
スタンド席(2階〜4階席)は、すり鉢状に角度がつけられた構造が大きな特徴です。2階スタンド前列はアリーナ席後方よりも視界が開けており、ステージ全体の照明・舞台演出を俯瞰できる「神席」と呼ばれるケースも少なくありません。3階・4階スタンド席は高さがあるため、高所恐怖症の方はやや圧迫感を覚える角度ですが、前の人の頭でステージが隠れるストレスはほぼ皆無です。ただし、演者の表情をしっかり捉えるためには「8倍〜10倍程度の防振双眼鏡」の持参を強く推奨します。
気になる音響の評判について、開業当初に囁かれた反響音への懸念は、近年の音響チューニング技術の進化や各アーティスト側のPAシステムの最適化によって大幅に改善されています。「重低音の抜けが良く、ボーカルの輪郭がクリアに聴こえる」と、音楽ファンからの支持も厚くなっています。