チョコフレーク販売終了の真相!なぜ消えた?森永と日清の違いを追う

チョコフレーク販売終了の真相!なぜ消えた?森永と日清の違いを追う

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「チョコフレークが世の中から消えた」という誤解の震源地は、森永製菓による2019年の生産終了にあります。森永のチョコフレークは1967年に発売され、半世紀以上にわたって親しまれてきたロングセラー商品でした。それだけに、2018年秋に発表された製造終了のニュースはテレビやSNSで大々的に報道され、日本中に強いインパクトを残すことになりました。

森永製菓が撤退を決断したチョコフレークの販売終了理由には、複合的な要因が絡み合っています。最大の要因は、子会社である森永スナックフーズ(千葉県野田市)の工場設備が老朽化し、生産効率が著しく低下していたことです。設備刷新には多額の投資が必要となる一方、売上自体は最盛期の約4分の1(約13億円規模)まで落ち込んでいました。

売上減少の背景として当時大きくクローズアップされたのが、「スマートフォン普及による生活様式の変化」でした。チョコレートが指に付着して手が汚れると、スマホの画面操作が妨げられるため、若年層を中心に敬遠されたという分析です。さらに、チョコレートの口どけを高めるほど溶けやすくなり、常温での取り扱いが難しくなるという技術的なジレンマも重なりました。こうして森永製菓は2019年夏、惜しまれつつも52年の歴史に幕を下ろしました。現在でも「期間限定での販売再開」を望むファンコミュニティの声は根強く存在します。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。