健康に対する価値観は、ここ数年で劇的に変化した。治療から「予防」へ。そのトレンドの最前線に位置するのもこの場所だ。近隣の大学キャンパスや研究機関と連携し、園内ではウェアラブル端末を活用した健康増進プログラムが日常的に実施されている。
木漏れ日の下でヨガを行うグループもあれば、専用アプリで歩行姿勢をチェックしながらウォーキングに励むシニアの姿もある。緑に囲まれた環境で運動をすることが、メンタルヘルスにどれほど好影響を与えるか。科学的なデータを基に設計されたプログラムが、市民の日常に深く根を下ろしている。ただ歩くだけの場所から、心身をアップデートする場所へ。公園の役割は確実に拡張している。